ATMでキャッシングしようとしてもお金出てこない場合はなにが原因?

キャッシングをするためにATMにカードを入れて操作をしたのに、なぜかお金が出てこないというケースはそれほど珍しいことではありません。機械トラブルやシステムメンテナンスといったことを除くと、ほとんどの場合、カード利用者側に問題があります。

問題を解決するとキャッシングできるようになることもありますが、場合によっては、二度とできないこともあるので注意しなければなりません。


延滞を繰り返していたり、転居したのにそのことを通知しないと無効にされる

キャッシングをするのに必要な操作を行ったにもかかわらず、お金が出てこない具体的な理由としてどのようなものが挙げられるでしょうか。まず、もっとも多いのがなんらかの理由でカードの利用が制限されているというものです。

たとえば、返済を延滞している場合はキャッシング機能を無効にされることが普通ですし、カードローン会社が利用者に送った郵便物が「転居して宛名の人物が存在しない」という理由で返送されてしまっても、やはり無効にされます。

同じく、カードローン会社が利用者の勤務先や携帯に電話をしたとき、「既に退職している」といわれたり、携帯電話が解約されていたりしても、ほぼ間違いなく、キャッシング機能を使えなくしてきます。延滞したときにキャッシング機能が使えなくなるのは当然として、きちんと返済しているのに携帯を解約していたという理由で使えなくされるのはおかしいという人もいるかもれません。

しかし、滞りなく返済されていたとしても、翌月以降もちゃんと返してくれるのかというのは、カードローン会社にはわかりません。そのため、連絡先がわからず、本人と直接連絡が取れないというのは、カードローン会社にとっては大きなリスクなのです。

それまでちゃんと返済していた人が、ある日突然、限度額いっぱいまでキャッシングをして、そのまま行方不明になってしまい、連絡しようと思っても本人の携帯電話番号がわからないという事態に陥ることはゼロではありません。

そのため、連絡先の変更届を出していない客はキャッシングできないようにするわけです。『参考元 ... キャッシング ... NoLoan

ただ、延滞していてキャッシングできない、あるいは新しい連絡先をカードローン会社に通知せず、キャッシングできなくなったという場合は、遅れていた分をちゃんと返したり、連絡先を通知すれば再びできるようになりましょう。

例外として、延滞期間が長すぎる場合は、遅れていた分を返しても契約が変更されてしまい、キャッシングはできなくなってしまうことがあり得ます。

その場合、ATMに入れたカードが戻ってこなくなることもあるでしょう。ATMにカードが吸い込まれてしまうというのは、もちろん、機械が故障したのが原因ということもあり得ますが、だいたいは、カードローン会社が不良顧客のカードを無効化したからです。

こうなると、二度と、そのカードローン会社からお金を借りることはできず、返済だけしかできなくなるので注意しましょう。

いつの間にか限度額を下げられることがある

利用限度額との兼ね合いでお金が出てこないというのもよくあるケースです。たとえば、利用者がカードの限度額と現在の利用額をほとんど把握しておらず、あと、5万円までしかキャッシングできないのに10万円をキャッシングしようとしてもできません。

また、返済をたびたび遅らせていたり、別のカードローン会社から借り入れを行った場合、いつの間にか、利用限度額を下げられているというケースもあります。カードローン会社はたびたび、利用者に対して審査を行っており、申込時よりも他社からの債務が著しく増えていることが判明すると、あまり多く融資すると回収不可能になってしまうかもしれないと判断するからです。

したがって、返済をよく遅らせている、または多重債務者であるという自覚を持っていて、もし、利用限度額にはまだ余裕があるのにキャッシングができなかったら、改めて自分の限度額を確認してみましょう。

すべてのコンビニATMでキャッシングできるとは限らない

このカードは使えませんというエラーとともに、カードがATMから排出されてしまったという場合、利用しているカードローン会社がそのATMを運営している会社と提携していないことが考えられます。大手の銀行や消費者金融のカードローンの場合、ほとんどのコンビニにあるATMでお金を引き出すことができますが、特定のチェーン店にあるATMだけは使えないといったことがたまにあるのです。

コンビニのATMでどのようなカードが使えるのかということについては、ATMに備わっているマニュアルで確認することができます。

また、カードが破損しているのでエラーになることも考えられます。大手の銀行、消費者金融のカードにはだいたいICチップが搭載されていて、ICチップが壊れない限りはまず問題ありませんが、中小の消費者金融が発行しているカードは磁気で情報が記録されている古いタイプのものも少なくありません。

そういったカードは、磁気の面にひびが入ったり、割れてしまうと、情報をATMで読み込むことができず、エラーになってしまうことがあるのです。もし、カードが破損していて、どのATMでも読み込めないという場合は、カードローン会社に連絡して新しいカードを発行してもらうようにしましょう。

破損しているにもかかわらずATMに入れると、まれに中で引っかかってしまい、取り出せなくなってしまうことがあるので注意が必要です。

長期間カードを使っていないと契約が切れることも

カードローン会社との契約期間が切れていたというのも、比較的ありがちです。たとえば、10年以上前に契約をして借り入れをし、すぐに完済してそのまま放置していたが、久しぶりに使おうとしたらキャッシングできなかったといったケースです。

こういう場合は、改めてカードローン会社に申し込んで契約する必要があります。また、カードローン会社が既に存在していないというケースもあります。現在、消費者金融は淘汰が進んでおり、ほかの貸金業者に吸収されたり、あるいは廃業しているところも少なくありません。

暗証番号を何度も間違えると、正しい番号を思い出しても時既に遅し

カードの暗証番号を何度も間違えると、そのあと、正しい暗証番号を思い出して入力しようとしても受けつけてもらえないということもあります。多くの場合、一日に一定回数、暗証番号を間違えるとカードが無効化されるからです。

ただ、半永久的に無効にされるわけではなく、翌日になると、制限が解除されて正しい暗証番号を入力できればちゃんとATMからお金が出てくることが多いです。